玉名市では、令和7年度から40歳未満の若年がん患者が住み慣れた自宅で安心して療養生活を送れるよう、在宅療養に必要なサービスの費用を助成する制度を開始します。若年がん患者とその家族の身体的・経済的負担を軽減し、在宅療養生活の質の向上を図ることを目的としています。
助成対象者
次のすべての要件に該当する方が対象となります。
- 申請時点で玉名市内に住民票がある方
- がんに罹患している方(介護保険法の第2号被保険者が要介護認定又は要支援認定を受ける状態と同等と判断できる方)
- 対象サービス利用時に18歳以上40歳未満であること
- 他の制度において同種の助成等を受けることができない方
- 市税の滞納がない方
- 暴力団排除条例に規定する暴力団員若しくはこれらの人と密接な関係を有しない方
助成対象となるサービス
- 訪問介護
- 訪問入浴介護
- 福祉用具貸与
- 福祉用具購入
助成額
対象者1人につき、1か月当たりの助成対象費の合計に10分の9を乗じた額(千円未満切り捨て)で、上限6万円となります。ただし、福祉用具購入については、1回限りの支給となります。
申請方法
- 利用申請:次の書類を市に提出してください。
- 玉名市若年がん在宅療養生活支援事業利用申請書
- 玉名市若年がん患者在宅療養生活支援事業に係る意見書
- 市内に住所があることが分かる書類(住民票、運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 利用の決定:申請内容を審査し、市から利用承認通知書が送付されます。
- サービスの利用:サービス利用開始前に、申請者と介護サービス提供事業者との間で内容を協議し、必要に応じて契約を行います。利用料金は全額自己負担となりますが、領収書と明細書は必ず受け取ってください。
- 助成金の請求:次の書類を市に提出してください。
- 玉名市若年がん患者在宅療養生活支援事業実績報告兼助成金請求書
- 助成対象経費に係る領収書及び明細書(原本)
- 振込先口座が確認できるもの(写し)
- 支給決定の通知、指定口座へ振込み:請求内容を審査し、適当と認めた場合は支給決定通知書が送付され、指定口座へ振り込まれます。
注意事項
支援事業の利用期間中に、住所等申請内容の変更や支援事業を利用する必要がなくなったときは届け出が必要です。
参照元
- 玉名市:「若年がん患者の在宅療養支援事業について」
※実施内容が予告なく変更となる場合がございます。大変恐縮ですが、事前に公式サイトにて最新情報をご確認ください。