芦北町は、町内の中小企業者等を対象に「芦北町中小企業者等持続化事業補助金」の募集を開始しました。この補助金は、創業や販路開拓、生産性向上など、持続的な経営に向けた取り組みに対し、予算の範囲内で費用の一部を補助するものです。特に創業を考えている方や、既存事業の拡大を目指す企業にとって、大きな支援となるでしょう。
参照元:芦北町|創業に関する補助金のご案内♪(外部サイト)
補助対象者と対象事業
この補助金の対象となるのは、芦北町内に住所または本店を有する中小企業者等で、芦北町商工会の支援を受けて事業計画書や資金計画書を作成し、実際に販路開拓等が見込める事業を行う方です。市町村民税の滞納がないことも条件となります。
なお、この補助金は一度受給すると、以後3年間は受給できません。ただし、特産品開発や販路開拓等に限り、10万円を上限に再受給が可能です。
補助対象事業は以下の通りです。
- 販路開拓または売上拡大につながる事業(原則として、単なるリフォームや買換えは除く)。事業完了後おおむね1年以内に売上につながることが見込まれる事業であること。
- 生産性向上等の業務効率化にかかる事業であって、上記の事業に伴うものであること。
- 事業内容が公の秩序または善良な風俗を害するおそれがないもの。
- 65歳以上の中小企業者等の経営者については、事業承継を円滑に進めるためのもの。
- 創業者については、創業を円滑に進めるためのもの。
補助対象経費と補助率、限度額
補助対象経費は、創業や施設整備にかかる費用のほか、特産品開発や販路開拓等、持続的な経営に向けた事業計画に基づくものが対象です。施設整備費は、芦北町内に存する店舗、工場、事業所等に係るものに限られます。
- 施設整備費: 補助対象経費の2分の1以内
- その他の事業費: 補助対象経費の3分の2以内
補助金の上限額は50万円ですが、創業の場合に限り150万円が上限となります。
補助金の申請方法
補助金の交付を希望する場合、以下の書類を添付した「芦北町中小企業者等持続化事業補助金交付申請書(様式第1号)」を町長に申請する必要があります。
- 事業計画書および資金計画書
- 図面および設計書等(施設改修等を行う場合に限る)
- カタログおよび見積書等(設備等の導入または更新の場合に限る)
- 直近2期の決算書の写し(2期目の決算が終わっていない事業者は不要。創業者に関しては、税務署に提出した「開業届」の写し。開業前の場合は創業計画書等により商工会が確認を行い、創業後速やかに提出)
- 市町村民税の滞納のない証明書
- 商工団体による意見書・推薦書
- その他町長が必要と認める書類
芦北町のサテライトオフィスも活用を
芦北町には、自然の中にサテライトオフィスも構えられており、実際に進出した企業からは「リフレッシュと仕事が同時にできる環境に付加価値を感じている」との声も聞かれるとのことです。海と山に囲まれた豊かな環境は、都会では味わえない贅沢なビジネス環境を提供しており、コミュニケーションの場としても活用が期待されます。
芦北町での創業や事業拡大を検討している方は、この補助金制度とサテライトオフィスの活用を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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