平安時代の歴史を伝える貴重な文化財が新たに指定へ
指定対象の文化財
- 木造釈迦如来坐像: 1軀(平安時代の穏やかで繊細な作風)
- 木造二天王立像: 2軀(1152年の製作年と製作者名が確認)
- 附指定:
- 木造騎獅文殊菩薩像(1304年補作)
- 木造騎象普賢菩薩像(1304年補作)
主な評価ポイント
- 歴史的価値:
- 二天王像の像内から「仁平二年(1152年)」の年紀を確認。
- 在地領主・須恵氏の藤原家実と平河氏の良峯氏の名が記録されている[^1]。
- 芸術的価値:
- 京都の中央様式と地方仏師の技術が融合した作風[^2]。
- 勝福寺跡荒茂毘沙門堂の仏像との様式的関連性[^3]。
- 保存状態:
- 平安時代の仏像として極めて良好な保存状態[^4]。
今後のスケジュール
- 2025年3月21日: 文化審議会が文部科学大臣へ答申。
- 官報告示後: 正式指定(あさぎり町の国指定重要文化財は3件に)[^5]。
文化財の特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
製作時期 | 平安時代(釈迦如来坐像)/1152年(二天王立像) |
材質 | ヒノキ材の一木造り |
像高 | 釈迦如来坐像:約90cm/二天王立像:約150cm |
発見経緯 | 2010年代の調査で像内銘文を確認 |
学術的意義 | 球磨地方の仏教文化と中央との交流を示す証拠 |
アクセス情報
- 所在地: 熊本県球磨郡あさぎり町須恵3449-1
- 拝観: 未定(指定後の公開方法は調整中)
お問い合わせ先
あさぎり町教育委員会
電話番号: 0966-45-7226
メールアドレス: syakai-kyouiku@asagiri.kumamoto.jp
関連情報
参照元:あさぎり町 - 阿蘇釈迦堂の木造釈迦如来坐像・木造二天王立像が国指定重要文化財に答申
参考情報:熊本県観光情報 - 須恵阿蘇釈迦堂|NHK熊本放送局 - 仏像3体が国指定重要文化財に|人吉・シェアプラザ - 国指定重文に答申