萬日神社(熊本市西区)

鳥居 萬日神社 - 令和3年1月14日
鳥居 萬日神社 - 令和3年1月14日
鳥居

萬日神社 について

萬日神社 創建時期こそわかっていないけど、古くからこの町の産土神として、地域の人々に大切にされている神社。境内は大きくはないが、万日山の斜面に、石垣をこしらえて、玉垣を巡らせ、しっかりとお祀りしている。現在は北岡神社が祭事に携わっている。境内からの眺めも美しい。

実際に参拝してきたので、写真とともにご覧いただきたい。

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萬日神社 の概要

神社の説明板・ご由緒書

由来書 萬日神社 - 令和3年1月14日
由来書

萬日神社とその由来

このお社の勧請年月日(神様をお迎えした日は不明であるが、明治十二年十一月八日、教部省 (明治初期の中央官庁)から村社として認められた神社である。現在は御祭神北岡神社の末社として、地域に住む人々をお守りいただいている氏神様てあり、例年十月十四日が例大祭日である。
なお境内には、道路の悪霊から人々を守る道祖神、猿田彦大神の石碑もある。

御祭神

健速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと) 皇室の祖神である天照大神の弟君で、武勇に優 れた農業や縁結びの神様
天児屋根之命(あめのこやねのみこと) 古代天皇家の祭祀を司った中臣(藤原)氏の祖先で、開運や合格祈願の神様
倉稲魂之命(うかのみたまのみこと) 須佐之男の御子で五穀豊穣の神様
應神天皇(おうじんてんのう) 第十五代天皇で、国家鎮護の神様
菅原道真(すがわらのみちざね) 天神様とっして知られ大宰府に鎮座される学問の神様

万日山の名前の由来

万日山は標高百三十八米の丘陵であり、松山、 阿弥陀寺山、坊主山とも称した。中腹には明治になって廃寺となった浄土宗阿弥陀寺如意庵の跡があり、万日塔という三基の大石柱が残る。万日塔は、江戸中期に行われた三度の結集(仏教行事) を今に伝え、この塔が地名の由来とされる。

萬日神社 の 御祭神

健速須佐之男命
天児屋根之命
倉稲魂之命
應神天皇
菅原道真

萬日神社 の 祭事

10月14日

神社 の 見どころ

新しさから、熊本地震後に新造篠ではないかと思われる明神鳥居。また境内は石垣に囲まれており、猿田彦大明神も祀られている。玉垣には、拾弐番組と掘られていた。氏子さんたちが区域ごとで奉納しているのがわかる。

こじんまりした境内に佇む拝殿は妻入で、本殿は入り母屋。銅板屋根の流造。吹きさらしの拝殿なのできれいに管理されているので、氏子さんたちが大切にしていることがうかがえる。破風には丸に三つ巴の神紋が施されている。

萬日神社 へのアクセス

  • 交通
    熊本駅 徒歩5分
    産交バス 春日六丁目 徒歩2分
  • 所在地
    〒860-0047 熊本県熊本市西区春日6丁目
  • 駐車場
    なし

参照情報

万日神社:狛犬見聞録】