村山祖母神社(高森町)

村山祖母神社

村山祖母神社は、延長5年(927年)に創建された歴史ある神社です。初代の阿蘇大宮司・惟人命の祖母の阿蘇都媛命を主神とし、古くから地域の人々に崇敬されてきました。かつては村山阿蘇宮と呼ばれていましたが、阿蘇都媛命が初代大宮司の祖母であることから「祖母神社」と呼ばれるようになりました。

神社には、創建当時の鳥居や樹齢数百年のスギやイチョウなど、歴史を感じさせる建造物や樹木が数多く残されています。雄大な阿蘇の自然の中に佇む静かな空間は、訪れる人々に安らぎを与えてくれます。神風連との関わりもある神社。ちなみに「村山城・平の城、比良城」の跡地でもあるらしい。境内地がそのままお城だったとは思えないけど。

村山祖母神社へのアクセス

  • 交通
    自走するしかないみたい
  • 所在地
    〒869-1602 熊本県阿蘇郡高森町高森2556
  • 駐車場
    なし

村山祖母神社のご由緒書や歴史について

当神社は今年平成五年から遡ること、人皇代六十代・醍醐天皇の延長五年九月十九日阿蘇大宮司・友仲公によって創建された神社である。
旧社殿に創立当時のものであったが大正四年三月一日、惜しいかな火災のため焼失し貴重な文化財を失った。
御祭神は阿蘇二の宮・阿蘇都比賣命を主神として国土創の功あった御一族の神々9柱の神霊であるが阿蘇都比賣命は、初代大宮司・惟人命の祖母に当たられるので、祖母神社と称した。社殿向って右に大公孫樹、左に干年の風雪に堪えた大欅が亭々として点に聳えて壮観であっが昭和58年神社庁の承認を得て売却した。(この価格八百八十万円)
尚表参道に大杉二本があったが是れ又台風に依って 倒伏した。
現在参道に杉手数本いれと長き樹令を保ち 梅勢益々旺盛にして御神徳の高夏なるを象徴している。

氏子数88世帯

平成5年正月 前宮司 岩下八束 識
平成11年12月 宮司 岩下 信敦 謹写

高森町村山は南郷谷で早くから開け、荘園時代村上源氏の地頭直轄領であった。当社は、明治維新後、文明開化に酔う日本人に一撃を与えた神風連(肥後敬神党)とのかかわり合いの歴史を持っている。旧村山村は色見村と共に阿蘇荘の管外にあったが、昔は村山阿森宮と呼ばれた。祭神は阿蘇十二宮の一宮、阿蘇大明神・健磐龍命を遠慮して、妃の二宮阿蘇都媛命ら11宮を祀る。醍醐天皇の延長五年(927年)阿蘇大宮司友仲が示教のため立ち寄り「この社は第一代阿蘇大宮司惟人の祖母である。これより 「母神社と呼ぼう」と上棟記にある。

御祭神とご利益

なんの神様

阿蘇都媛命

祭事

どんなお祭りがあるのかな?

御朱印

御朱印の有無・対応時間など

参考サイト

村山祖母神社,高森観光推進機構

村山祖母神社の見どころ

神社に参拝したら是非チェックしてほしいポイント

村山祖母神社の沿革

年月出来事
927年:延長5年創建