藤谷神社 (阿蘇市竹原)
藤谷神社
藤谷神社 は 阿蘇山火口ににも近く、阿蘇市竹原というところにあります。
とても魅力的な神社でよい参拝となりました
JRのいこいの村から歩くと30分くらいでしょうか、車・自転車・オートバイなどでのアクセスがおすすめです。
藤谷神社 の魅力
藤谷神社 は、8世紀から始まる歴史のある神社で、しずかな山間にひっそりと鎮座しています。
大東亜戦争(第二次世界大戦)以前は大切な人の無事を祈る参拝客があとを経たなかったとか。
親しみやすい鎮守の杜の雰囲気がなんとも言えないので、仙酔峡や 護王さんの杉 などとセットに阿蘇観光をすると良いかもしれませんね。
写真は取らなかったけど、結構な数の猫が徘徊しているw
藤谷神社 の由来(歴史)
養老元年(717年)に第44代 元正天皇 の御代。天竺の龍海山より阿蘇の峰に 大山祇神 が降臨なさったそうです。
阿蘇の里人は阿蘇山中の天狗岩にこれを祀れと伝えられていたので、大山祇神を天狗様として尊崇して 藤谷神社 として祀ることになったようです。
元正天皇といえば2代続けて女性天皇だった奈良時代(藤原京〜平城京)の幕開けの時代。この国が律令国家を実現するために通貨を発行したりしてみた時代ですね。
勝負の神・大山祇神 が御祭神
大山祇神は勝負の神様として、戦前は勝負の神様として出兵した人の無事を祈る参拝客が毎日50名。
現在は、商売繁盛、宝くじの当選などを祈願する参拝客で賑わってるそうですよ。修験者が今も来るという情報も。
鬼子母神
藤谷神社 の境内には、鬼子母神も祀られており、安産と子育ての神様とされています。
この神はかつて暴悪で他人の子を食らう夜叉であったが、釈迦の強化によって善良な神様になったそうです。
※こういうところでも、神仏混淆・習合の雰囲気がありますね。
藤谷神社 巡り
藤谷神社 の 鳥居
石段の上に一の鳥居はあります。これは昭和14年11月に竹原地区の氏子さんたちが寄進したもののようです。
立派な石造りの鳥居です。いわゆる明神鳥居というやつですね。
篇額から樹木がのびてるのがちょっとおもしろい。
こちらは二の鳥居。同じく明神鳥居ですね。篇額の文様は一の鳥居より、ゴシックっぽい気がする。
顔のバランスが気になる 藤谷神社 の 狛犬
なんとなく、顔と胴体のバランスが気になるんですよね・・・・昭和12年及び13年にそれぞれ阿吽それぞれの狛犬が奉納・寄進されています。
どうぞご自由にな 藤谷神社 の御朱印
拝殿の中にあるそうです。自由に捺印できるそうです。私たちは、知らなくてよく調べもしなかったので、もらいそこねました。
藤谷神社 石燈籠・手水鉢
藤谷神社 の燈籠は石造りのものでした。手水舎と手水鉢も趣があって良いですね。
点在する石碑が 藤谷神社 の境内
藤谷神社 の拝殿・神殿
藤谷神社の拝殿は資料を参照すると日吉造に近いのかなって思うのだけど、実際には分からない。
改修記念碑があるので、最近、改修されたのであれば、そういう様式にこだわっていないのかもしれませんね。
藤谷神社 のご利益
勝負事・受験・商売繁盛・宝くじ当選
藤谷神社 の例祭
新暦の6月1日にお祓い、旧暦の8月4日に地区中心部の公園でお祭りが行われます。
最終参拝日:令和元年5月24日
藤谷神社 へのアクセス・交通情報
〒869-2223 熊本県阿蘇市竹原
駐車場あり 複数台停められます
JRいこいの村駅(徒歩30分)
産交バス・竹原(阿蘇)(徒歩30分)