安養寺(八代市)

鳥居

安養寺 について

安養寺は加藤正方の父母の菩提所として有名で、八代市の有形文化財でもある。

八代のアーケード街に面していて、その全貌が見えないのが残念。加藤正方という人は加藤清正〜忠広に仕える。牛方馬方騒動をなどで有名。
加藤家が改易されたあと、京都でのんびりしてたんだけど、大阪の相場(コメ?)で巨利を得たんだとか。

実際にアーケード側から撮ってきた写真で、このお寺を紹介したい。

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安養寺 の概要

浄土真宗本願寺派のお寺。

安養寺の説明板・ご由緒書き

慶長17年(1612)に麦島城に城代として加藤正方が入城したのち、正方の母は夫可重の菩提所として麦島宮の町に真宗安養寺を創建。開基は岸部祐賢で、木造阿弥陀如来立像を本尊とする。

元和5年(1619)に麦島城一帯が地震によって崩壊すると、正方は八代城築城に伴い、安養寺を広横町(旧前川通り)に移転させる。

寛永元年(1624)に母が亡くなった後、中島町の薩摩街道筋に再建し、亡父・浄信居士と母・妙慶大師の菩提を弔う。
寛永9年(1632)に加藤家が改易され細川三斎が八代城に入ると、中島町の建物をそのまま細工町に移転し、その後現在に至る。
二階建の山門は、梁に残された墨書などから、寛政3年(1791)に鐘楼門として、大工棟梁・阿部源八により建てられる。また本堂の内陣厨子は八代城の天守閣を模したといわれる楼閣造りで、極彩色の壮大かつ優美なその姿に正方の亡父母を偲ぶ心が強く表れている。

安養寺 へのアクセス

  • 交通
    産交バス:本町三丁目 から徒歩数分
  • 所在地
    〒866-0861 熊本県八代市本町3丁目4−41
  • 駐車場
    不明
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