年禰神社 について
熊本市中央区の刑務所通りにご鎮座する、小さな神社。
創建も江戸時代に入ってからの小さな神社だが、少なくとも昭和61年までは宮司さんが居たようだ。
おそらくどこかの大きな神社の宮司さんが兼任してたりするんだろうなって思うんだけど、渡鹿の菅原神社や阿蘇の隼鷹神社の方っぽいな。
そういう詮索はどうでも良くて、この住宅地の中に、こじんまりとご鎮座なさっているこの佇まいがなんとも言えない。
年禰神社 の概要
由緒書
そもそも、当年禰神社の御祭神は、大年の神で 毎年、十一月十五日に祭典を行っている。
さて、寛永年間は国民全体がきびしく働かされ 天災地変も加わり、この渡鹿(託麻郡渡鹿村)も今こそ農業の神(穀類の神)を鎮座したいと、村民が結束 して、当地に小さな御社殿(磐代)を奉り、老若男女が相集まり、祭典を初めたのが寛永十七年(一六四〇年)細川忠利 公の頃と推定される。
それより崇敬者達に引継がれ、米の神様として 御信仰、御遵守申上げてきたが、昭和二十年七月一日 の戦災により焼失し、その後 御社殿、御鳥居 も造営され、賑々しく、三四五年前の遠い祖先 の人々の心を継承している。
昭和六十一年三月吉日 年禰神社 宮司 黑川親弘
氏子一同
年禰神社 ギャラリー
年禰神社 の 御祭神
國龍神(年禰神)
国龍神はすなはち日子八井命であり、阿蘇神社の建磐龍命の岳父にあたる。
年禰神社 の 祭事
11月15日
年禰神社 へのアクセス
- 所在地
熊本市中央区渡鹿4丁目10 - 駐車場
なし - 公共交通機関
産交バス 渡鹿 直近