菅原神社(八代市東陽町北)
菅原神社(八代市東陽町北)について
菅原神社は、国道443号線沿いにご鎮座し、北にある白髪山の天神様を祀っている。伝承ではこの天神さまが蹴破ってできた、白髪天然橋や破片となって田んぼに埋まってる岩石、種山の石工の技術力に舌を巻かざるを得ない「ひねり灯籠」などが参拝者の目を楽しませる。
併せて、のどかな田園風景などがこの神社の見どころだろうか。実際に参拝したときの写真などで、菅原神社について紹介していこう。
菅原神社(八代市東陽町北) の概要
白髪山天然橋
髪山天然橋は、東陽町五反田白髪山の麓にある天然の橋です。この位置から北を望むとその壮観な姿が眺められます。
この天然橋は、9万年前に起こった阿蘇の火砕流と火山灰が堆積して溶結凝灰岩となり、永い年月の浸食 によって現在のような形が作り出されました。
言い伝えによると、白髪山より降りてこられた白髪 天神様は、行く手を遮る堤防の様な岩壁を足で蹴破っ て通ったとの説があり、その穴が「白髪山天然橋」で白髪天神様を祀ったのが菅原神社です。
この菅原神社の裏の田んぼには、蹴破ったときの破片と伝わる直径2メートル位の岩が残っています。
【肥後国誌より】
平成二十八年三月 東陽まちづくり協議会
菅原神社(八代市東陽町北) の 御祭神
御祭神は 菅原道真 公。
白髪天神とは菅原道真公のこと。
菅原神社(八代市東陽町北) ギャラリー
菅原神社(八代市東陽町北) の 見どころ
白髪天然橋
Bridge
白髪山天然橋は、東陽町五反田白髪山の麓にある天然の橋です。菅原神社から北を望むとその壮観な姿が眺められる。橋には近づけるが、渡るには私有地に侵入することになる。また、安全面にも疑問があるので、眺めるだけで満足しよう。
花卉図
Painting
このような花卉図を描く習慣は室町時代に始まるのだという。平岡八幡宮(京都)の再建時に描かれたのがきっかけで、全国に広まったらしい。なぜ花の図案なのかと言われたら、時の権力者・足利義満が花を愛でたからだと伝わる。
ひねり灯籠
Lantern
見れば驚きを禁じ得ない ひねり灯籠。東陽町には、江戸後期から明治時代に掛けて日本一の技術集団がいた。彼らは種山の石工と呼ばれている。この灯籠は嘉永7年(1854年)、文八という職人がこしらえたものだ。
リファレンス
菅原神社:まるごと八代!・ひねり灯籠(菅原神社):きなっせやつしろ
菅原神社(八代市東陽町北) へのアクセス
- 交通
産交バス:差野 または 畑中 5分 - 所在地
〒869-4302 熊本県八代市東陽町北 - 駐車場
なし