手野金刀比羅神社(阿蘇市一の宮町手野 )
手野金刀比羅神社
手野金刀比羅神社 は、國造神社と宮川を挟んでご鎮座する、國造神社の末社。
勘違いだと思うが、苔むした石畳の参道から、祠のような神殿を拝むと、その向こう側に山頂が見える。
その佇まいにとにかく感動したことを数年たった今でも覚えている。
この風景がいつ頃からあるのかわからないが、あの山を信仰していた時代があるのかもしれない。
手野金刀比羅神社 のご由緒書
祭神:金刀比羅大明神(大物主神・崇徳天皇)
由緒:阿蘇大宮司(時代不詳)の夢に金刀比羅大神を手野の宮川の川上に鎮斎の御告ありたるにより此の地に祀られたと伝えられ阿蘇大宮司の守護神として斎祀せられ、国造神社の末社として地方民の信仰も大きい。
祭典:春祭(旧暦3月10日)秋祭(旧暦10月10日)
御祭神
金刀比羅大神 ≒ 崇徳天皇≒ 大物主命 ≒ 大物主神 ≒ 大物主大神
全国にたくさんある「金刀比羅神社」、琴平神社、事比羅神社、金比羅神社の一つであることは間違い無い。
御由緒
ご由緒書きには、時代不明ながら、阿蘇大宮司が夢で宮川の川上に鎮斎(ちんさい・いはひ)のお告げがあったので、ここにお祭りしたという伝承があり、以来、阿蘇大宮司の守護神として大切にお祀りされているとか。
鎮斎(ちんさい・いはひ)というのは「お鎮まりになる」という意味。斎祀(さいき?)というのは大切にお祀りされるという意味だと勝手に思っている。読み方も含めて詳しい方に教えてもらいたい。
境内
鳥居と神額
参道
この神社は苔が味わい深い。石の手水鉢、石燈籠、石畳の参道に苔が生している。
アクセス
〒869-2601 熊本県阿蘇市一の宮町手野
駐車場:となりの國造神社には駐車場がある