小楠堂跡・横井小楠相撲町旧居跡(熊本市)

小楠堂

銀座中通りにあったそうだ。
幕末、有名な学者や教育者がこぞって「私塾」を開いた。
横井小楠もそんな「私塾」を開いたひとりだ。

小楠堂とは

天保14年(1843)に水道町の自宅(家長は兄の時明)の一室で私塾をはじめた33歳の小楠。
弘化3年(1846)には兄の昇進で、相撲丁(町)つまり現在の下通1丁目に転居し、その敷地内に「小楠堂」を新築したそうです。

つまり弘化3年(1846)から安政2年(1855)までの横井家の住居跡ということになる。
弘化4年には新築して「小楠堂」と名付けたとか。門下生20名あまりが寄宿していたそうだが、兄の没後、家督を次ぐにあたり、住宅を沼山津に願い求め転居したそうな。
後の四時軒。

門弟で有名なのが徳富蘇峰・蘆花の兄弟の父、一敬。

アクセス

〒860-0807 熊本県熊本市中央区下通1丁目10
コインパーキングが近隣に多数