速瓶玉命

速瓶玉命

速瓶玉命 は、健磐龍命の子で、阿蘇氏の祖であり、初代・阿蘇国造です。奥さんは雨宮媛命

7代・孝霊天皇の勅命により、阿蘇神社 を創建し、10代・崇神天皇に初代の阿蘇国造に任命される。

謎なのは、12代の景行天皇が九州を巡幸なさったときに、阿蘇都彦(健磐龍命)・阿蘇都媛の両神が出迎えたという話がある。
先代がお隠れになったから神社を創建してもらったほうが話しの筋が通りやすいのだけれども、史実は少し違うからしょうがないのか。
詳しい方からの情報がいただけると嬉しい。

父の遺志を継ぎ、農耕を広めて畜産・植林等に尽力したのだという。

速瓶玉命 のお墓は上御倉古墳(阿蘇市一の宮)であり、直ぐ側に国造神社があり、速瓶玉命は主祭神として祀られています。

この国造神社は、阿蘇山火口と阿蘇神社を結ぶラインの北に位置しているので、北宮とも呼ばれている。

国造神社の境内にある手野のスギは速瓶玉命のお手植えだと伝わる。