松橋神社
Matsubase Shrine
熊本県宇城市松橋町に鎮座する松橋神社。県道14号線沿いにあり、車で往来する人には馴染みのある神社であろう。しかし実際に参拝したことがある方は、地元の方と私達のようなスキモノくらいだろうと思う。
さて、松橋神社は古くから熊野信仰を伝える地域の中心的な存在。別名を「松橋熊野宮」「松橋権現社」とも呼ばれ、地元ではお宮参りやお祭りなど、人生の節目で親しまれている歴史ある神社だ。
松橋神社 の説明板・ご由緒書

松橋神社には、対照的な2つの創建の歴史が語り継がれています。
1. 権力者による「表」の歴史 1049年(永承4年)、関白・藤原道隆が天皇の命令(勅願)を受けて創建したという説。
2. 恐怖と神秘に彩られた「裏」の伝説 社家である下田家の先祖が「熊野権現を祀れ」という夢のお告げを受け、住民に相談するも無視されてしまいます。すると、この地は光を失い「常闇(とこやみ)」に包まれてしまったとか。混乱に陥った住民たちが、慌てて神様をお祀りしたという説。
神様ってすぐにキレるのカルシウムが足りないのではないかと思わざるを得ない。
室町時代には地元の有力者(菊池氏や名和氏)に守られ栄えましたが、1599年、キリシタン大名・小西行長の焼き討ちに遭うという受難の歴史があります。
その際はご神体を山へ隠して守り抜き、のちに加藤清正の時代になって見事復興を果たしました。 現代でも、昭和55年に創建930年祭、平成11年には950年祭が行われるなど、その長い歴史は今も大切に祝われています。
旧村社。
松橋神社の見どころ
神社に参拝したら是非チェックしてほしいポイント




















の沿革
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 1049年(永承4年) | 創建 |
参考サイト
以下のような形で、箇条書き+テキストリンクにしています。
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