
小坂阿蘇神社(熊本市北区)
弓削中公民館の北側にご鎮座の小坂阿蘇神社。鳥居があり、参道の石段を登ってゆくと拝殿と本殿がある。境内は静かで落ち着きのある雰囲気で、気持ちよく参拝することができる。
有名ではないけど、歴史のある良い神社なので、その魅力をお伝いできればと思っている。
小坂阿蘇神社 へのアクセス
- 交通
JR武蔵塚駅から徒歩約10分
産交バス:武蔵ヶ丘団地バス停とほ9分 - 所在地
熊本県熊本市北区弓削6丁目6-41付近 - 駐車場
小坂阿蘇神社 の説明板・ご由緒書

全文の文字を起こしたら読みづらいだけだったので、一旦意訳をしました。
もともと元禄時代から弓削三社のひとつとして近隣から信仰を集めていたけど、明和2年9月27日。阿蘇七宮新彦大明神 新姫大明神(阿蘇十二神の2柱)を五丁手永弓削村小坂屋敷に勧請し氏神として、小坂阿蘇神社となったらしい。ので本当の創建は不明。
社地である小坂は丘陵に位し東は阿蘇山に向い奥深く静かで、本殿は流れ造りとなっています。神秘的な雰囲気を持ちながらも、おごそかで威厳があり、立派な様子である。明和2年の勧請に始まった小坂阿蘇神社の歴史は、令和2年現在256年目を迎えている。
小坂阿蘇神社「由緒」の詳細
小坂阿蘇神社の「由緒」は古い言い回しなどで、ちょっと理解しづらいので、自分なりにまとめてみたので、参考になれば嬉しい。
この神社が創建されたのは、今から約250年以上前の明和2年(西暦1765年)9月27日のことです。阿蘇神社の分霊である「新彦大明神(にいひこだいみょうじん)」と「新姫大明神(にいひめだいみょうじん)」を、五丁手永という区域の弓削村小坂屋敷に迎え入れ、この地域の氏神様としてお祀りしたのが始まりと記されています。
さらに古くは、元禄14年(西暦1701年)頃にはすでに、弓削村にあった三つの神社のうちの一つとして、地域の人々の間で信仰が篤かったようです。
神社の敷地は小坂の丘陵地にあり、東には阿蘇山を望む、奥深く静かで神秘的な雰囲気(幽邃)がありながらも、おごそかで立派な威厳(端厳)を兼ね備えた場所です。ご本殿は「流れ造り」という、屋根が前方に長く伸びた特徴的な建築様式で建てられており、その間口や奥行きなども細かく記録に残されています。
戦後、昭和21年(西暦1946年)には官有地だった社地の譲与を国に申請し、昭和22年(西暦1947年)に譲与を受けました。そして、昭和28年(西暦1953年)6月8日に宗教法人として承認されました。
その後も整備は進み、昭和58年(西暦1983年)8月3日には土地の所有権移転登記が完了し、正式に宗教法人小坂阿蘇神社として、地域における信仰の拠点としての体制が整いました。神社神道に基づき、祭祀を行い、氏子や崇敬者の教化育成、社会福祉への貢献に努めています。
また、平成5年(西暦1993年)に行われた、当時の天皇陛下(今上陛下)御即位五年記念事業の一環として、境内地や参道、社務所の整備・改築が行われ、神社の環境は一層向上したとのことです。
由緒の補足によれば、明和2年(1765年)の創建から令和2年(西暦2020年)の時点で、256年の歴史があるとされています。長きにわたり、この地で地域の人々の暮らしを見守り続けている、由緒正しい神社です。
御祭神とご利益
なんの神様
新彦大明神
新姫大明神
祭事
どんなお祭りがあるのかな?
詳細求む
御朱印
御朱印の有無・対応時間など
ないと思う
小坂阿蘇神社 の見どころ
神社に参拝したら是非チェックしてほしいポイント







小坂阿蘇神社 の沿革
年号 | 出来事 |
---|---|
元禄以前 | 創建不明: |
1764年(明和2年) | 9月27日、阿蘇七宮の新彦大明神・新姫大明神を弓削村小坂屋敷に勧請し、氏神とする。 |
1946年(昭和21年) | 10月25日、官有地であった社地の無償譲与を大蔵省に申請。 |
1947年(昭和22年) | 7月23日、国から社地の譲与を受ける。 |
1953年(昭和28年) | 6月8日、宗教法人附則第五項第十四条の規定に従い、熊本県知事の承認を受け、宗教法人となる。 |
1983年(昭和58年) | 8月3日、土地所有権移転登記を行い、宗教法人小坂阿蘇神社となる。 |
1993年(平成5年) | 今上陛下御即位五年記念事業の一環として、境内整備・社務所改築を実施。 |
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