【感想】きっかけは「彫刻」。すでに2回目

令和元年9月21日から開催中の「きっかけは『彫刻』。」に記者発表と初日に観てきました。

前日の記者発表はメディア向けのものですが、オールクマモトもメディア扱いされてるんだと思うとちょっとうれしかった。

special thanks 熊本市現代美術館さま

きっかけは彫刻(熊本市現代美術館)

知識がなくても楽しめる

「彫刻」という概念が誕生した明治期から現代に至るまでその定義や解釈の幅がどんどん広がっていく様子を、知識がない人にもわかりやすく展示してくれてます。

展示されているはそれぞれの時代を代表する作品が選ばれているそうですが、そういう知識がなくても本当に、「へぇ〜」とか「ほぉ〜」と思えたのがラッキーでした。

いろいろ考えて展示してるんだなぁって思います。

時代とともに素材もテーマも変わる

「彫刻」の素材はこれまでの伝統的な木彫とは異なり、ブロンズで形作ることから始まりました。
木をつかったり、鉄を使ったり、立体造形に至っては柔らかいフェルトのようなものを使用したり。

モチーフも昔の偉人だったり、その次代の庶民だったり、亡霊や神様だったり、なんだかよくわからないものだったりもします。

時代背景やその人の表現したいものによってその幅が広がっていることくらいは、自分でも理解できたかなぁと。

そしてそれを、自分の頭の中であ~だこ~だと考えるのも楽しみ方としてはありなんじゃないかなぁ。

360度楽しめる

彫刻の楽しみ方って、立体なので360度色んな方向から眺めて、勝手にホーホーへーへーと感心するのも面白いですね。当たり前だけど、いままで気がついてなかった^^;

国立美術館・東京国立近代美術館や熊本市現代美術館が収蔵する貴重な作品が展示されてますので、ぜひお運びください。

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