塩釜神社(水俣市)

塩釜神社

Shiogama Shrine

塩釜神社 について

水俣市塩浜町にご鎮座。地名でも分かる通りかつては製塩で賑わっていた地域。

盛り塩とかそういう神事における「塩」は尊いから塩にも神が宿るのだろう。ここの塩釜神社も境内は小さいながら、明治時代まで製塩で殷賑を極めていた水俣の人々の深い信仰が集まっていたことだろう。

塩釜神社 ギャラリー

塩釜神社 の 歴史・由緒

由来書などが無いのでネットで集めた情報を元に、歴史をさかのぼってみた。

塩釜神社は宮城県仙台市の鹽竈神社から御神霊を勘定したかどうかはわからないが、信仰の意味合いとしては「製塩の神を祀る」ので、ルーツ的なものであることはほぼ確実。

この地域は江戸時代(1667年)から製塩が本格化する。「揚げ浜式」といって、明治43年(1910年)まで250年も続いたという。

この塩は鹿児島の大口や菱刈方面で売買・物々交換された板らしい。俵に入った塩はクズカズラで括られていたので「カズラ塩」と呼ばれていたそうだ。

当時の水俣経済を支えていた製塩。そりゃ神様を祀るでしょう。神社の創建などは不明。ご存じの方連絡下さい。

塩釜神社 の 御祭神

塩土老翁神

塩釜神社 の 祭事

ご存じの方がいましたら、ぜひ教えて下さい。

塩釜神社 へのアクセス

  • 所在地
    〒867-0067 熊本県水俣市塩浜町5−7
  • 駐車場
    なし