令和7年4月27日まで熊本県立美術館 分館で開催してるよって、知人からお誘いがあったのでフレスコ画を観てきた。
なんと、多くの作品が熊本をテーマにしているので、難しいことを考えないで、「あ〜ここ知ってる〜」みたいな感じで楽しめるので、ぜひ足を運んで欲しい。

まずは開催概要。入場無料なので、本当に気軽に参加できる。

開催概要

イベント名:展覧会「熊本とサン・セバスチャンを結ぶ魂魄の架け橋」

開催日時:4月1日(火)~4月27日(日)9:30~18:30(土日祝 17:00終了)

会場:熊本県立美術館分館 2階展示室2(〒860-0001:熊本市中央区千葉城町2番18号)

アクセス:バス、市電で市役所前下車 徒歩3分

参加費:無料

主催:真和高校第10期Nori Ushijima展覧会実行委員会(有限会社富士ギフト内)

開催の背景

日本の人たちに、熊本出身のこんなにすごい芸術家がいたことを知ってもらいたくて、2025年4月故郷熊本県立美術館別館で約1ヶ月間イタリア・スペインで活躍している芸術家Nori Ushijima「牛島徳正」の展覧会を実施します。

ということで、真和高校の同級生が、クラファンやってお金集めて実現した展覧会です。

作家略歴

Nori Ushijima

1975年 真和高等学校卒業
1983年 イタリアのペルージャ国立大学絵画科卒業
1988年 イタリアの文化環境庁にあるローマ国立中央修復研究所に日本人として初めて合格し唯一の外国人として壁画の修復に携わる。イタリアでの長い滞在中に著名なラファエロなどの芸術作品、古代ローマ遺跡のモザイクおよびフレスコ画などの修復を手掛けた。その後エンカウスなどの古代絵画技術を自分の作品に導入し始めた。
1991年 同研究所から博士号を取得、同年ローマからスペイン バスク地方のサン・セバスチャンに移転してバチカンのシスティーナ礼拝堂のミケランジェロの大フレスコ画の模写、ギリシャ神話的モチーフのフレスコ画、ギリシャ時代の彫刻などをフレスコ画に描き上げた。
1992年 東京芸術大学でフレスコ画の技術過程の講演を行った。
1994年バスク地方サン・セバスチャンのコルディーナホテルからの依頼でフレスコ画を描いた。
1997年スペイン リオハ州の教会祭壇画を描いた。
1998年スペイン バルセロナに移転して、カタルーニャ州のベネドルミーネス城美術館で大展覧会を開いた。
1999年スペイン サン・セバスチャンのサンタマリア協会の依頼で著名なフリアン プラサオーラの肖像画を描いた。
2001年スペインのアランプール美術館で1991~2001の回顧展を開いた。
2003年 カナリア諸島のナウティルス ホテルのフレスコ大壁画を手掛けた。
2006年 バスク地方の別荘内に大フレスコ画を依頼され9か月かけて描き上げた。
2009年 バスク地方の三位一体礼拝堂のフレスコ画を描き上げた。
2010年 バスク地方のアルテコギャラーとパリのナタリアヒメネスコンテンポラリーアートギャラリーとの展覧会を同時開催した。
2011年 カナリア諸島のナウティールスホテルに超大型グラッフィート壁画を描き上げた。
2012年 サン・セバスチャン アルテコギャラリーで映画へのオマージュ展示
2013年 同市、同ギャラリーでガストロノミカルアート展示
2014年~2021年同市、同ギャラリーで様々な展示
2022年 ドイツ ヴィースパーデン市庁舎での展覧会に出展
2023年 サン・セバスチャン アルテコギャラリーでエモーショナル雰囲気のグループ展に出展コレクションはスペインマルク銀行、バスク地方のクッチャ財団法人、ゴヤ美術館、ラレス城素描美術館、ベネドルミーネス城美術館、カッセレス美術館などが所蔵している。