平山 菊池 本宅跡・大琳寺跡(熊本市東区)
菊池家14代菊池武士が建立したとされる託麻五山の一つ大琳寺跡。北に穴太積の石垣、裏手に二重の堀を構えた小城郭同然の要害地。
初代重千代丸(武治22代能運の遺児と伝承)依頼17代続いた平山菊池家の住居の跡である。
先の大戦でことごとく戦死し17代幹一で途絶えました。広大な屋敷跡には「梵天・帝釈天」を祀る石祠が寂しく残っている。
肥後・菊池氏について
肥後の菊池氏は熊本の県北・菊池市を中心に平安時代後期~室町時代にかけて450年もの間活躍した一族です。
源氏物語・蒙古襲来絵詞・太平記などの書物にその軌跡を遺した大豪族で、兵藤・西郷・合志・山鹿・村田・赤星・黒木・甲斐・城・ 広瀬などの諸氏のルーツにもなっています。