清水新地菅原神社

清水新地菅原神社 はその名の通り、熊本市北区の清水新地にご鎮座。平成31年1月19日に参拝。

昭和10年に創建300年を迎えているので、1635年創建と思われる。大東亜戦争で消失したのを昭和45年に再建し、熊本地震でも鳥居が損壊したようで、新しいものになっていた。要するに災害に遭っても地元の方がその都度再建するほどの信仰を集めていると思われる。

創建に至る詳細な経緯は不明ながら、「再建五周年記念之碑」というもので 細川忠利 公による創建だということは何となく分かる。

再建五周年記念之碑

新地菅原神社は菅原道真公を祭神とし 細川忠利 公の寛永年間今を去る三百三十有余年前建立されました

昭和廿年八月十日米軍の空襲により一挙交燼に帰して しまいました ました 昭和四十四年八月総工費百六十余万円で同年十月吉日本殿が再建されました

町民の信仰の的であり今日迄神社を中心に町の発展が進められて参りました

昭和四十九年十月 再建五周 年記念式典を挙行し往時を偲びました

昭和四十九年十月吉日 氏子一同
井上俊夫謹書

清水新地菅原神社 の御祭神

菅原道真 公

清水新地菅原神社 境内の様子

清水新地菅原神社 は 新地菅原公園 敷地を共有した形になっており、近隣の住民から交流の場として親しまれているようだ。

付近の 新地観音堂

こちらも神社と同じ頃に建立されたものだろうが、詳細は不明。神仏習合時代のものだとは思う。

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