塩屋八幡宮(八代市)
塩屋八幡宮 について
気になる神社を発見。八代市にご鎮座の八幡さま。東向きの拝殿や参道・鳥居は太陽を迎えているのか、真北にある塩釜神社の参道となにか関係あるか?境内には金刀比羅宮と稲荷神社もお祭りされていて、決して広くはない境内だけども、なかなか味わい深いものがある。
妙見祭とも関わりの深い神社で、緑に囲まれていて、過ごしやすい、良い神社なので皆さんにもぜひ参拝してほしいと思う。個人的に、稲荷神社などの朱色って苦手なんだけど、この神社の朱は好ましい色だった。
塩屋八幡宮 の概要
まずは、由来書を解読する。分かりづらいので自分なりの意訳を書く
塩屋八幡宮
祭神は應神天皇、神功皇后、仁徳天皇、武内宿禰 公。細川忠興が関ケ原の戦いで東軍として手柄を立てて豊前國を拝領したときに、近所の宇佐八幡宮を豊前城に勧請した。そんななか、寛永九年(1630年)、息子の忠利が肥後国を拝領・移封となったので、忠興は引退して、八代で隠棲することになった。そのときに、その御分霊を船で松江城に移そうとしているさなか、二羽の鳩が「船江の古木のある砂場を神地にすべし」と告げたので、八幡浜としてお祀りしたようだ。
その後、正保三年(1644年)、八代城主となった松井興長が、今よりも良い場所に移しましょうと進言して、明暦元年に今の場所にご遷座したそうだ。その後、産土神として今も尊崇を集める。
細川忠興は武人なので、やっぱり八幡さまを信仰するのは自然でしょう。八幡浜の場所を知っている方がいたら教えてほしい。(旧宮として残っているわけでもなさそうなので)
金刀比羅宮
御祭神は大物主命・崇徳天皇。八代城主が勧請した八代町唯一の社で、航海業の方の信仰が厚い。
稲荷神社
御祭神は倉稲魂神・猿田彦命・大宮女命。福徳を授けて、五穀豊穣・営業・繁栄の神として、崇敬者の男女の祈願が多い。
塩屋八幡宮 ギャラリー
神社 の 御祭神
應神天皇・神功皇后・仁徳天皇・武内宿禰
塩谷八幡宮 の 本殿と拝殿
塩屋八幡宮 の 見どころ
シンプルに瓦葺きの屋根の拝殿って多くないので、社殿の大きな特徴といえる。欄間の彫刻の彩色も熊本では鮮やかに残っている方だと思われる。
また有名な妙見祭の御旅所にもなっており、八代の歴史文化を感じることができる場所でもある。
塩屋八幡宮 へのアクセス
- 交通
- 所在地
〒866-0041 熊本県八代市八幡町1−11 - 駐車場
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