袋天満宮(水俣市)

袋天満宮

Fukuro Tenmangu

袋天満宮 について

小学校だか中学校の裏のにご鎮座する天満宮。この天満宮は、水俣出身である徳富蘇峰の生家の氏神でもあることから、数ある候補地から故郷を優先して筆塚が建立されたものらしい。また下段の境内には土俵があり、裏の学校の子どもたちが相撲を奉納するとかしないとか(するんだけどね)

袋天満宮 ギャラリー

ちょっと離れたところに一の鳥居があって、もともとの神威の大きさをうかがい知れる。
当たり前だが、天満宮なので御祭神は #菅原道真 公 であることは間違いない。使いの牛もいた。梅の神紋もあったんだけど、いわゆる飛び梅がなかったようだけど。

袋天満宮 の 歴史・由緒

それにしてもこの神社はいつ頃創建されたのかな。いきなり天満宮として勧請されたのかな?それとも、もともと何かしらの神社的なものがって、いつの頃からか天満宮になったってやつかな。

徳富蘇峰 筆塚の由來

徳富蘇峰先生は、終戦後の昭和23年11月19日 八幡宮宮司・緒方定義氏宛一書をおくられた。その中に「先年来、各所に老生筆塚建立の議あるも、まだ実行に及ばず候、何事も故郷を第一と致度、自然貴君にて御用意あらば天満宮は如何と存候、右につき、有志相談の上、何分の貴答果たし下されば大幸に候、筆塚実現の上は天満宮に社宝として大硯一面寄進致すべく存候」とあった。

天満宮は、徳富家累代の氏神として崇敬されている神社である。

緒方宮司は、有志と相談賛同を得て、各方面の協力を求められた。たまたま八代市知徳氏の御協力を得て、八代海の小島「築島」に最適の石材を探し出し、之を海を経て陸天満宮境内へ運び建立されたものである。

碑下には、蘇峰先生が使用された古筆が多数納埋められている。

尚題は先生の筆になり、地元袋区民多数の協力と奉仕によって、先生御要望より五年の歳月を経て、昭和二十七年現在地に建立されたものである。


蘇峰会水俣支部 支部長德永孝志識

袋天満宮 の 御祭神

菅原道真 公

袋天満宮 の 祭事

奉納相撲

袋天満宮 へのアクセス

  • 所在地
    熊本県水俣市袋1870−2
  • 駐車場
    1台くらい境内に駐められる
水俣市

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