ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)
1775年(素材は1760年代) © 京都服飾文化研究財団 撮影:畠山崇

LOVE ファッション―私を着がえるとき

熊本市現代美術館で「LOVE ファッション―私を着がえるとき」展が開催されます。18世紀から現代までの衣装約100点、装飾品20点、アート作品約40点の計160点が展示され、人間と服との関係性を多角的に探ります。展示は「自然にかえりたい」「きれいになりたい」「ありのままでいたい」「自由になりたい」「我を忘れたい」の5つのチャプターで構成。服を着ることの意味を改めて考える魅力的な展覧会です。

展覧会概要

会期:2024年12月21日(土)~2025年3月2日(日)
会場:熊本市現代美術館 ギャラリーⅠ・Ⅱ開館時間:10:00~20:00(入場は19:30まで)
休館日:
毎週火曜日
年末年始(12月30日から1月3日)
2月12日(水)
※2月11日(火・祝)は開館
観覧料:
一般:1,300円(前売1,100円)
シニア:1,000円(前売800円)
学生(高校生以上):800円(前売600円)
中学生以下:無料
主催:熊本市現代美術館、京都服飾文化研究財団、熊本日日新聞社
巡回展:東京オペラシティ アートギャラリー 2025年4月16日(水)~6月22日(日)

ヴォルフガング・ティルマンス《Kyoto Installation 1988-1999》
2000年 京都国立近代美術館蔵 撮影:浅野豪

見どころ

この展覧会では、18世紀から現代までの衣装約100点、装飾品20点、アート作品約40点の計160点が展示されます。京都服飾文化研究財団(KCI)の豊富なコレクションから選ばれた作品群が、私たちと服との関係性を多角的に探ります。

展示は5つのチャプターで構成されています:

  1. 自然にかえりたい
  2. きれいになりたい
  3. ありのままでいたい
  4. 自由になりたい
  5. 我を忘れたい

各チャプターでは、人間の根源的な欲望や願望が、ファッションを通してどのように表現されてきたかを見ることができます。

注目の作品

  • 18世紀の花柄刺繍が施された男性用ウエストコート
  • 20世紀前半に流行した鳥の羽根やはく製で飾られた帽子
  • クリストバル・バレンシアガによる20世紀中葉のオートクチュール作品
  • コム・デ・ギャルソンの2020年春夏コレクション
  • トモ・コイズミによるフリルとリボンを用いたモビルスーツのような作品

関連イベント

展覧会に合わせて、アーティストトークやワークショップなども開催されます。また、ホテル日航熊本とのコラボレーションによる特別なケーキセットやカクテルも楽しめます。

ファッションを通して、私たちの内なる欲望や願望を探る本展。服を着ることの意味を改めて考えるきっかけとなる、魅力的な展覧会です。

詳細は、熊本市現代美術館のホームページにてご確認ください。

熊本市現代美術館「LOVE ファッション―私を着がえるとき