参照元:熊本県|https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/30/217990.html

熊本県は、令和7年第47週(11月17日~11月23日)の感染症発生動向調査において、インフルエンザの定点当たり患者報告数が警報レベルの基準値を超えたと発表しました。前週の注意報レベルから一気に拡大しており、県内でもいよいよ感染が猛威を振るい始めた状況です。基本的な感染対策の再徹底が急務となっています。

流行状況の急激な悪化(要チェック)

県全体の定点当たり報告数は32.82となり、警報の基準値である「30」を上回りました。

期間定点当たり報告数レベル判定
第47週(11/17~11/23)32.82警報レベル(基準値30)
第46週(11/10~11/16)17.96注意報レベル(基準値10)
第37週(9/8~9/14)1.29流行期入り(基準値1)

わずか1週間で報告数が倍近くに急増しており、感染拡大のスピードが加速しています。

予防とまん延防止への協力要請

県は、インフルエンザの予防とまん延防止のため、県民に対して以下の対策を実践するよう強く求めています。

徹底すべき基本対策

  1. 手洗い: 流水と石鹸を使い、ウイルスを除去するため20秒以上かけた丁寧な手洗いを心がけることが重要です。
  2. 咳エチケット: 咳やくしゃみが出る時はマスクを着用すること。マスクがない場合は、ティッシュや腕の内側で口と鼻を覆い、周囲の人から顔をそむける配慮が必要不可欠です。

もし感染が疑われる場合

具合が悪い場合は早めに医療機関を受診し、安静と十分な睡眠、水分補給を行ってください。また、感染拡大を防ぐため、無理な登校や出勤は控え、人混みへの外出を避けることが求められます。

結び:年末に向けて一層の警戒を

これから年末にかけて人と接する機会が増える時期ですが、自分自身と周囲の大切な人を守るため、「うつらない、うつさない」行動を徹底しましょう。

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