穿戸羅漢山(高森町)

穿戸羅漢山

羅漢山は南阿蘇の外輪山の一部。ここの岩壁には風穴があり、羅漢像などが安置されている。気軽に立ち入ると怪我とかするかもしれないので、それなりに「登山」するんだという気持ちで挑んでほしい。途中、急勾配で足元の悪い箇所、道幅が狭くて滑落?思想な場所も点在する。私も頑張って登ってみたのだが、高所が苦手なので最後の最後に諦めた。

説明板

史跡・穿戸羅漢山

山上風化作用により、岩石露出し、胸壁に二ヶ所の洞穴があり、中に釈迦如来の石像、観音像及び、十六羅漢計十八体の石像が祭られている。阿蘇神話によると「阿蘇大明神弓を放たれ、鬼八法師その矢を足蹴にしたので、大神怒られ鬼八を追われた時、鬼八岩を蹴破って逃げ、大明神も又蹴ほいで追われた」と言う。

説明板には徒歩20分と書いてるが、30分以上かかった。息切れも酷かった。

羅漢

羅漢とと云うのはもともと、小乗仏教で小乗の悟りを極めた者の位を云うのであるが、大乗仏教では菩薩の下位に落とされている。
しかし、その真摯な修行と求道の姿が、尊敬され一般にも尊崇されるに至った。
毎年3月16日が祭日で参拝者も多い。
観音像前に「武田吉右ェ門尉永勝・宝永4年8月」と記され、武田氏が寄進したものと伝えられている。

穿戸羅漢山へのアクセス

  • 交通
    産交バスの天神停留所から麓までは20分程度、実際に羅漢山を登るのは山道なので、個人差が大きいと思う。
  • 所在地
    熊本県阿蘇郡高森町高森
  • 駐車場
    別所の池に停められる