恋路島を臨む親水公園 - 恋人の聖地

恋路島を臨む親水公園 - 恋人の聖地

恋人の聖地とは

NPO法人地域活性化支援センターが展開する「少子化対策と地域の活性化への貢献」をテーマとした『観光地域の広域連携』を目的にとしている。熊本県にもいくつかあるけど、その一つが 恋路島を臨む親水公園 である。

戦国時代の武将とその妻の悲恋の物語が語り継がれている。

ときは戦国時代。肥前の熊・龍造寺隆信と島津家久の軍勢の戦い。家久の武将に川上左京亮忠堅という人がいる。新婚である彼は水俣で軍船を揃えて海に漕ぎ出した。

新妻は夫を恋しく思い恋路島に渡り夫の無事を神仏に祈り続けて亡くなった。
夫は何も知らず戦いで敵将・龍造寺隆信の首を打ち取るという武功を挙げる。有名な沖田畷の戦いである。
彼は武功を上げた喜びを伝える妻が、すでにこの世から逝ってしまった悲しみに暮れた。

悲恋としか言いようのないお話だ。これを恋人の聖地というのはちょっと違和感を感じてしまうが、この物語に思いを馳せながら海の波の声を聞くのも悪くない。

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