勝って兜の緒を締めよ(島田美術館)

島田美術館さまより情報提供いただきました。

令和元年9月14日より、島田美術館では企画展「勝って兜の勝って兜の緒を締めよ」が開催されています。

頭の鎧(よろい)をなぜカブトと言うのか

〜 Spectacular Helmets of Japan 〜

近世以来多くの故実(こじつ)研究家(けんきゅうか)の考証にもかかわらずいまだに詳かではありません。そもそも昆虫類の「カブトムシ」という名称は、その角や突起、表皮や肢々の金属的な硬質の色艶(いろつや)などが、武具の甲・冑・兜(この3字は全てカブトと訓読されます)の形状や質感をごく自然に想起させるところに由来すると考えられます。

兜の外観は、材料と製作技術により、あるいは戦闘法の変化とともにかわり、後には装飾的な誇張も加わって、様々な形につくられ、古今東西の武装のなかでも日本独自の美意識が際立っています。ことに頭にいただく兜は、威容(いよう)を象徴する防御(ぼうぎょ)の具としてだけではなく、武運を神仏に祈願する一種の祭具(さいぐ)でもあったからでしょうか。

『勝(か)って兜(かぶと)の緒(お)を締(し)めよ』とは戦国大名北条(ほうじょう)氏(うじ)綱(つな)が遺(のこ)した訓戒状(くんかいじょう)のなかの有名な一句。兜は、武者のみなぎる戦(せん)気(き)が結実した戦場(いくさば)の華(はな)だったのです。

ミュージアムトークもおススメ

謎の面頬甲冑武者による展示作品解説です。お気軽にご参加ください。 

① 10月12日(土)
② 11月3日(日)

10:30~12:00  入館料要・予約要

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