いにしえの蓮の装飾(熊本県立装飾古墳館)

熊本県立装飾古墳館では令和元年6月29日(土)から、企画展「いにしえの蓮の装飾〜蓮華文をたどる〜」が開催されています。開催期間は8月4日(日)まで。

いにしえの蓮の装飾

開催情報

開催概要

会期
令和元年6月29日(土)~8月4日(日)

会場
熊本県立装飾古墳館 企画展示室

時間
9:30~17:15
(入館は16:45分まで)

内容

装飾古墳館に隣接する鹿央里やま蓮園には、「大賀ハス」をはじめ様々な品種の蓮が植えられ、多くの方々の目を楽しませております。

この蓮は古くより私たち日本人やアジアの人々の生活や文化と密接な関わりを持ってきた植物です。蓮の花をデザインした蓮華文は、インドで生まれた仏教の教えとともに、揺れ動く東アジア地域に伝播していきました。
朝鮮半島や日本の古墳、瓦や仏像に描かれた様々な蓮華文をたどりながら、時代の転換期を見つめます。

展示の構成

Ⅰ プロローグ ~蓮華文の誕生~ 
Ⅱ 高句麗壁画古墳に描かれた蓮華文
Ⅲ 百済武寧王陵と蓮華文
Ⅳ 日本の古墳と蓮華文
Ⅴ 瓦に描かれた蓮華文
Ⅵ 肥後の蓮華文瓦
コラム展示1 ハスのヒミツなど
特別展示   蓮まつり写真コンテスト入賞作品

主な展示品

写真:世界遺産「高句麗壁画古墳」(共同通信社提供)
写真:百済武寧王陵(韓国国立公州博物館提供)
山崎正董古瓦コレクションの朝鮮半島の古代瓦(熊本博物館所蔵)
古代山城鞠智城跡、県内最古の古代寺院出土の瓦

朝のミュージアムトーク

担当学芸員が解説します!
9:30開始 定員20名(予約優先)

●7月15日(月・祝)
●7月21日(日)
●7月28日(日)夏休みキッズデー

アクセス

熊本県立装飾古墳館

〒861-0561 熊本県山鹿市鹿央町岩原3085
0968-36-2151「いにしえの蓮の装飾」~蓮華文をたどる~装飾古墳館

装飾古墳館とは

熊本県立装飾古墳館は「装飾古墳」の専門館です。
国が提唱した「風土記の丘構想」に基づき、装飾古墳の保護・活用、そして研究のための施設として設置されました。

建物は建築家・安藤忠雄氏の作品です。前方後円墳の形を模しており、敷地内の岩原古墳にある熊本県最大級の前方後円墳「岩原双子塚古墳」と点対称で向いあうように建てられています。

館内には普段見ることのできない装飾古墳の内部を忠実に再現し展示。
更に、先土器時代(旧石器時代)から中世までの出土遺物も展示。

屋外には「はにわ公園」、古墳の間をウォーキングして楽しめる園路、台地の壁面には岩原横穴墓群があります。
はにわ公園の馬型のはにはが個人的にはお気に入り。

また、勾玉づくりをはじめとする古代体験や、学芸員が出向いて行う移動体験など、講座やイベントが楽しめる体験参加型の博物館でもある。古墳に囲まれて古代のロマンを感じましょう。公式サイト熊本県立装飾古墳館

蓮華文(れんげもん)とは

蓮華(蓮の花)をモチーフにした模様であり、仏教美術において欠かせない文様だけども、仏教から発生した文様というわけでもないらしい。インドの暮らしのアジアの暮らしの中に溶け込んでいた植物ということなのかと思う。