熊本県立美術館にて、令和7年7月11日(金)から8月31日(日)まで、「生誕100年 山下清展 ―百年目の大回想」が開催されます。「放浪の天才画家」として知られる山下清(1922-1971)の生誕100年を記念する本展では、代表作である貼絵のほか、幼少期の鉛筆画や後年の油彩、ペン画、陶磁器など、約190点の作品が展示されます。旅に持参したリュックサックなどの関連資料も公開され、テレビや映画で描かれてきたイメージとは異なる、芸術家としての山下清の真の姿に迫る機会となるでしょう。
参照元:熊本県立美術館|生誕100年 山下清展 ―百年目の大回想(外部サイト)
開催概要
項目 | 内容 |
---|---|
会期 | 令和7年7月11日(金)~8月31日(日) |
会場 | 熊本県立美術館 本館 第1展示室 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時15分(入館は午後4時45分まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)<br>※7月28日(月)、8月12日(火)は特別開館 |
観覧料 | 一般1,500円(1,300円)<br>高大生1,000円(800円)<br>中学生以下無料<br>※( )内は20名以上の団体割引料金。障害者手帳提示で無料。 |
主催 | 熊本県立美術館、TKUテレビ熊本 |
作品点数 | 約190点(貼絵、鉛筆画、油彩、ペン画、陶磁器など)<br>関連資料も展示 |
展覧会概要と見どころ
山下清は、12歳で八幡学園に入園後、ちぎり絵を発展させた「貼絵」の才能を開花させました。18歳からは日本各地を放浪し、旅先で目にした風景を繊細かつ色鮮やかな貼絵で表現し、大きな注目を集めます。本展では、代表作である《長岡の花火》などの貼絵を中心に、初期の作品から晩年の多様な創作活動を示す油彩、ペン画、陶磁器まで、約190点が一堂に会します。
彼の芸術性の広がりとともに、実際に旅で使っていたリュックサックや浴衣といった貴重な関連資料も展示されるため、作品だけでなく、その人となりや創作の背景に触れることができます。テレビや映画で形成されたイメージとは異なる、真の芸術家としての山下清の姿をこの機会にぜひご覧ください。
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