馬場楠井手の鼻ぐり:鼻ぐり井出公園(菊陽町)

馬場楠井手の鼻ぐり井手。感動しました。熊本地震で経験しましたが「水」の大切さを知っているから余計に感動するのだと思います。電気も困るけど水なんだなぁと。

馬場楠井手(鼻ぐり井手)

大津町上井手もすごいと思いますが、この鼻ぐり井手は、阿蘇の火山灰が水路の底に沈殿・堆積しないように「鼻ぐり」の構造で、渦が発生させているのです。よく思いついたなぁ。

鼻ぐり井手は平成30年8月13日(月曜日)にカナダのサスカトゥーンで開催された第69回国際執行理事会で、「世界かんがい施設遺産」に「白川流域かんがい用水群」として登録されました。

ヨナが溜まらない構造がすごい

阿蘇の火山灰は「ヨナ」と呼ばれており、用水路の底に沈殿・堆積して流れを悪くするのだそうです。

鼻ぐり構造で発生する渦がヨナを流してくれるので、通常は数年に一度ヨナを汲み出す作業が必要だった住民の負担が無くなったのです。これは感嘆すべきでしょう。またこのトンネル状に工事する労働力の負担を削減する目的もあったそうです。

もともと80基あったトンネルですが、これが現在は24箇所しか残ってません。この構造の意味を知らない攻勢のお役人が水量を増やして石高を上げようという短絡的な計画をしたんでしょうね・・・。

水量が一定

ガイドさんに質問して驚いたのは、大雨が降っても水量が一定であることです。鼻ぐりより上に水が来ない。溢れないという話でした。上流にある吸水口から取り込む水量が一定なのだそうです。

用水路そのものは、白川から南側に分岐させて、より広い地域で稲作ができるようになり、地域の収穫量は3倍になったそうです。加藤清正の発想が細川家にも受け継がれたそうです。

このように「治水」で治水って本当に、大事なんですよね、通潤橋も「世界かんがい施設遺産」に登録されてますし、水を操る人が神様扱いされる理由がよくわかります。

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